初回起動時には、いくつかの機能選択メニューが表示されます。
全くの初回利用の場合は、「引き継ぎ無しで利用開始」を選択してください。すると、新しいユーザーという前提でEBtのデータ環境を構築します。
いくつかの特殊メモができている状態になります。
出来ているメモは以下のものです。
ルートメモ
ブックマークメモ
クリップボードメモ
カレンダーメモ
それぞれの意味・用途はこの節の後半で説明します。
起動直後はルートメモが選択された状態となっています。これは、画面の左側のメモの一覧表示で確認できます。
一番上にあるのが、現時点で注目しているメモで、下に並んでいるのが、注目しているメモにリンクしているメモです。
ルートメモが選択された状態(=左側のメモの一覧で「ルートメモ」が選択状態になっている)で、メモのテキストフィールドの上にある「メモ作成」ボタンを押して下さい。
このボタンを押すと、更にポップアップメニューが表示されます。ここで「現在のメモにリンク」を選択してください。
これを選択することで、新しく作成したメモは、現在のメモ(=ルートメモ)とリンクした状態で作られます。
また、メモを作ると新しいタブが作られ、そこに表示されるようになっています。少々煩わしい面もありますが、このI/Fが一番混乱しにくいという判断でそのようになっています。ここは「そういうものだ」と思ってご利用ください。
メモのテキスト領域に「日付 時間」が1行目に設定されているだけのテキストが表示されているはずです。
テキストの1行目がメモのタイトルとなります。メモのタイトルは、他のメモと重複していても構いません。使っていてわかりにくくなりますが、エラーにはなりません。
テキストの2行目以降がメモの本文となります。単なるテキストですので、好きなようにメモを入力してください。
EBt は基本的に「保存」という動作が存在しません。何か別の操作(別のウィンドウを操作したり、別のメモを表示したり色々)をしたタイミングで自動的に保存されます。
もし、間違えて修正した場合は、メモの右上にある「History」ボタンを押して下さい。ここでメモの修正履歴が確認できます。但し、履歴として保存する量には限りがありますので注意してください。
「末尾に追加」ボタンを押すと、ヒストリとして表示中のメモを現在のメモの末尾に追加します。あとは、適当に編集して過去のデータを取り込んでください。
新しく作ったメモは、起点のメモ(今回はルートメモ)以外にもう一つ、「メモ作成日のメモ」ともリンクしています。これはシステムが強制的に作るメモであり、このメモとのリンクを削除することは出来ません。
つまり、全てのメモは作成した日付のメモと必ずリンクするようになっています。
そのため、不用意にリンクを削除してしまったとしても、最悪日付空メモに到達することが出来ますので、どこともリンクしていない孤立状態のメモが出来る心配はありません。