ユーザーが利用するアプリケーションです。DocuSleuthCompanion に検索リクエストを投げ、結果を受け取り表示する機能を持っています。通常、ユーザーはこちらを使います。

DocuSleuth 自体はリソース要求も少ないため、ビジネス用のPCでも問題なく稼働します。また、こちらは何台あっても構いません。但し、DocuSleuthCompanion 側で同時利用ユーザー数の制限を掛けています。多数のユーザーがアクセスする場合、ユーザー数が上限に達しているとエラーダイアログが表示されます。

また、このソフトウェアは Microsoft Store にてダウンロード可能です。こちらは何台導入いただいても費用はかかりません。

検索を実行するアプリケーションです。DocuSleuth からの検索リクエストに対する対応と、ドキュメントファイルのクローリング等を行います。いわゆるサーバー相当のアプリケーションだと思ってください。

クローリングではドキュメントを検索可能な形式に変換する処理（＝インデックス作成）を行います。このインデックスが出来上がるまでは検索対象となりません。そのため、導入後しばらくは検索可能なドキュメントが制限されます。

クローリング自体は指定時間に実行し、そこでファイルの追加・変更・削除を監視しています。起動し続けていれば設定次第ですが、デフォルトならば常に夜間にインデックスは更新されます。

但し、インデックス作成は処理時間がかかります。DocuSleuthCompanion は、一晩で1000ファイル程度のインデックス作成能力があります。この処理能力では不十分である場合（更新頻度がそれを超える場合など）は、部門単位でのサーバー設置なども検討して下さい。

DocuSleuthCompanion は検索対象のファイルが5000以下であれば 32GB のメモリがあれば多くの場合問題なく稼働します。但し、ドキュメントの内容によりこの数値は上下しますので注意願います。

大量のドキュメント（5000以上）を対象とする場合は、64GBのメモリ搭載を推奨します。メモリ使用量はファイル数に強く依存するため、大規模なドキュメントを対象とする場合はリソースの利用状況について注意深く監視する必要があります。

また、ファイルをクローリングするため、DocuSleuthCompanion を実行するユーザーは検索対象となる全てのファイルへのアクセス権限（Read のみ許可で良い）を持っている必要があります。ご注意ください。

ドキュメントに対して暗号化等の設定を行った場合、中身が見えませんのでインデックス作成の対象外となります。ご了承ください。

無償版では、同時利用ユーザー数は2名までと制限されています。なお、違うPCからアクセスすると、同一IDであったとしても別ユーザーと認識します。ユーザーは一度接続すると、30分間ライセンスを占有するようになっています。

サブスクリプションを購入いただくことで、同時利用ユーザー数を10名まで増やすことが出来ます。

これ以上のユーザー数で利用したい場合は、弊社までご相談ください。その際は、DocuSleuthServer をご提案する形になります。

DocuSleuthCompanion は WinUI 上のアプリケーションであるため、DBとGUIがプロセスを共有しています。それが原因で、パフォーマンスに悪影響を与えることがあります。パフォーマンスに影響が出るのは主にクローリング中であるため、クローリングは夜間に実行することを推奨します。また、長時間操作していないと、GUI の応答が悪くなるケースもあります。これらは、検索対象のファイル数が多くなるほど発生しやすくなります。その際は、DocuSleuthServer の導入をご検討ください。